浄化槽の処理能力
合併処理浄化槽は、汚れの指標であるBOD(生物化学的酸素要求量)を90%以上除去する性能を備えています。 処理後の放流水のBODは20mg/ℓ以下であり、下水道の処理水質と同等の処理能力を持っています。
環境に対する負荷は単独浄化槽の8分の1以下
1人が1日に出す汚濁物質の量(BOD量)はし尿として13g、生活雑排水として27gの合計40gといわれています。 単独処理浄化槽の場合は、処理するのはし尿だけで、雑排水は処理しません。し尿にかかわるBOD量13gを5gまで処理し、 未処理の雑排水を27gと合わせて32gを排出します。 一方、合併処理浄化槽の場合には、すべての生活排水を処理するので、環境へ排出される量は4gまで減少します。 単独処理浄化槽と比べると、環境へ排出される汚れの量は8分の1以下になります。
※数値は1人が1日に出す汚濁物質の量をBOD量で表したものです。 BOD量とは、汚水中の有機物が好気性微生物の生物化学反応によって分解される時に消費される酸素量のことです。
代表的な浄化槽のしくみ
■詳しくは環境省 浄化槽サイトをご覧下さい。
■こちらの「浄化槽のしおり」もご覧いただけます。
※ご覧になるにはAdobe AcrobatReaderが必要です。
お持ちでない場合は、バナーをクリックしてリンク先より入手後、ご利用下さい。